「ッ…ん、…ぁ…やだ…そこ、は…!」
太腿を股下に宛てがうと、彼女の体はびくりと跳ねた。
まるで無理やり犯しているような状況。
誰かに見られたら人生終わるなと思いながらも、今更止められるはずもなく。
「ぁ、…あっ…ぅ、ふ…んん…」
グリグリと押し付けるようにソコを刺激するだけで、彼女は堪らないようだった。
「ははっ…腰、揺れてんじゃん」
「こ、れは…ちが、ぁ…ちがう、っ…」
蕩けた顔で首を横に振ったところで、説得力の欠片もない。
むしろ否定的なあなたの態度は、俺の加虐心を煽るだけだった。
「…そんな顔して、何が“ちがう”って?」
足を下ろせば、物足りなそうな顔で 俺を見上げてくる。
「嘘つきが治らないあなたには、躾が必要みたいだな」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!