〜あなたside〜
言ったところで返事はなし。
こんなの慣れたけど。
↑慣れていいものなのかな・・・?
これが、何年続いたと思ってるのよ。
親は共働き、兄は独り立ち。
結果、高校2年の私はぼっち。
ぼっちぼっち、クリぼっちʬʬʬʬʬʬ
まぁ、幼なじみの家に行けば、1人ではないんやけどね?
いやいや、待ちあわぜ時間五分前・・・
高血圧かよっ!
と心の中でひとり突っ込みながら、幼なじみのもとへ走り出す。
頑張って言い返すけど、なんか幼稚な発言・・・。
10m位先にすすんだあと、旭飛はいつも待ってくれる・・・。
なんだかんだいって、ほんと優しいよね・・・
そんなとこがやっぱり好きなんだなぁって実感させてるのに君は気づいてないでしょうね。
突然ですね・・・相変わらず。
ほんと急なところは変わってないな・・・
もちろんいきますけどもっ!
・・・その笑顔はほんとーに、反則だと思う・・・。
めっちゃドキドキするんだもん。
まだ朝なのに・・・
これじゃ一日もたんっ!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。