私はさっき女5に押されて
少し膝を擦りむいてしまったので
保健室にやってきた
保健室の先生は"髙木雄也先生"
このひとも、まぁモテる方
髙木先生は昔ヤンキーだったらしいけど…
そんなふうには見えない気がする…
だって普通にかっこいいし優しいしね
私は痛いのとか染みるのとかがだいの嫌いで…
めったに保健室とか行かなかったなぁ
菌が増えて余計悪化する…
それだけは避けたいな…
髙木先生はニコッて笑いながら
優しく消毒してくれた
そーゆうところ私は好きだなぁ…
髙木先生は私の頭をひと撫でし
仕事に戻った
なんとなく教室に戻りたい
気分じゃ無かった私は
髙木先生にお願いし1時間だけおいて
貰うことにしてもらった
どうせ次数学だし別にいなくてもいいっしょ
髙木先生はココアを私の前に置いてくれた
一瞬髙木先生がかっこよく見えた…
気のせいかな?
恥ずかしくて私は黙った
何言ってんだろ自分…
髙木先生にべしっってされた
酷い…
この人は私のことをどうゆう感じで見てんだ
失礼すぎだろ
これ言っちゃっていいのかな?
髙木先生だから大丈夫か
この先生…いつも声が大きいんだから
迷惑ったらありゃしない!
私は保健室を後にした____
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。