...寝ちゃったみたい。
シンタローさん...だ。
寝てたの...かな?
...多分寝てたんだよね?
その時、俺の頭はある疑問に支配されていた
────どうして、メカクシ団の皆は俺たちを嫌わないんだ?────
...と。
だって、俺達は幼い頃から避けられて来た。
そのせいでお姉ちゃんはっ...お姉ちゃん...は
...泣いてたんだ...俺。
シンタローさんに指摘されすぐに”偽りの嘘”を顔に貼り付ける。
...?なんだ?
...?シンタローさんはそう言うととっておきの顔でドヤってた。
思い切って聞こう。”大丈夫”という言葉が何故か頭に浮んだから。
そうだ。そうなんだ。
と言ってシンタローは俺の肩に手を置いた。
そして...
...って
シンタローの目は真っ赤になっていた。
俺達と同じ。
...というと顔を真っ赤にさせていた。
さぁ、お姉ちゃんを探しにいこうかな!














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。