毬菜「渡せた?」
あなた「うん…」
毬菜「それは良かった」
あなた「でもさ、また振られると思うよ」
毬菜「大丈夫!いつか実るから!!」
その言葉を聞いた数日後
亮治「おい!あなた!!」
毬菜「あなたー!」
あなた「ん?」
毬菜「剛もあなたのことが好きなんだって」
あなた「は?」剛の方を見ると…
剛((小さく頷く
毬菜「良かったな」
あなた「毬菜ー!大好きだー!ありがとう」
毬菜「あなた、一週間後オリエンテーリングだよ」
あなた「えっ無視?あ、うん。…あっっ!」
亮治「デートかー」
あなた「ちげーよww」
ほんで今に至る…
オリエンテーリングは明日だ……
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!