『ふぅやっと、東京だー!!』
私は兄さんと違って
東京の音駒高校に来た!
行くまで、知らなかった
兄さんや徹ちゃんは
猛反対されたけど……
ーー行く前の話ーー
「あら、もう準備したの?」
「ん…どっか行くのか?」
『決まってるじゃん、音駒だよ?』
「はぁ!?」
「知らなかったの?」
「知らないも何も…青葉城西に来るかと思うだろ!」
『別によくない? 徹ちゃんいるんだし』
「岩ちゃーん、マンガ返しにきったよー!」
「及川ー!!! 千夏が…」
「え?」
『徹ちゃん!私は、東京の音駒高校に進学します!』
「え、ぇぇぇぇえ!?!?」
「千夏考え直せ…な?」
『えー、やだ』
「宮城から東京だよ!? 遠いよー」
『お正月とか、ちょくちょく帰るよー』
「な、ならバレー部のマネージャーやってよね!」
『そのつもり!その時は……私も兄さんのチームぬかせるよう頑張るね!』
ーーーーー
あんな事行ってきちゃったけど…
住む家は
お母さんの知り合いのお家だし
私、バレー経験ないし
人見知りだし
『まだまだ、未熟じゃんか……』
入学式が終わり、クラス表も見た後、
「ねー、そこの新入生…かな?」
『は、はい』
「バレー部入らない?」
『バレー部ですか…?』
見るからに、男の人
それに、髪がおかしい!
ニワトリさんみたいになってる。
『マネージャーですか?』
「そうそう、見学だけでもいーからさ?」
『はい……』
ニワトリさんに連れられ、紙に記入した
「よし、じゃあ放課後…体育館来てねー」
『わかりました!』
見学も決まったし
後は…クラスでの過ごし方かな?












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。