私たちが来たのは屋上。
昼休みなのに今日は少し肌寒いからか誰もいなかった。
ってか乃亜??
あんなに嵐にベタベタしてたのに急にどうしたのさ。
まぁ、私にとっては好都合なんだけど。
あなた)乃亜?急にどうし...
乃亜)どうしよう!!
はい?
乃亜)私、松本先輩のこと本気で好きになっちゃった...。
・・・
はぁぁぁ!?
あなた)本気で言ってるの?相手は...
乃亜)分かってる!けど、、、
あなた)じゃ、告白しちゃえば?
乃亜)え!断られたらどうするの?
あなた)だってさぁ、多分あいつらまた近寄ってくるよ?
乃亜のその気持ち、ちゃんと伝えなきゃ(表向きはね
本当は乃亜が振られて、あいつらが近寄って来ないようにしようと思ってる。(さいてーだなおい
乃亜)...よし。告白してみる!
よし。その調子。
あなた)がんばれ!
乃亜)うん!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。