あなたside
ピンポーン
足を怪我してしまったせいで忙しいはずの恵美さんを呼んでしまった。
申し訳ないなぁ…
そう思い、足を引きずりながら玄関へ向かう。
ガチャ
恵美さんって意外と可愛らしい方なんだ…
て、それはいいんだけど
レコーダ…?
何だろう、わかんないけど、いい人ではありそう、かな?
遠くから来てくださったのかな…?
たくさんの疑問はあるが、とりあえずスリッパをお出ししようとした時…
しゃがんだせいで足がとてつもなく痛く、座り込んでしまった。
痛む足を押さえながら、何とか立ち上がる。
すると、恵美さんがすっとスリッパをお出ししてリビングへ行く。
…え?何で…?
1番大きな疑問が生まれてしまったが、
お客さんを放置しておくのは申し訳ない。
そう考えた私は急いでリビングへと向かった。
え…不仲なのかな?
少し迷ったが、ほんとに知らない人におぶってもらうのは申し訳ないので
丁寧に断らさせていただいた。
リビングのドアを開けると、…
恵美さんが布団にくるまって気持ちよさそうに寝ていた。
そういえば、日記にも恵美さんはすぐに寝る。
そう書いてあったことを思い出す。
やっぱり不仲…?
それとも、喧嘩するほど仲がいいってやつ…?
難しいなぁ…
そう思いながら私は少し悪化した足をあまり動かさないように歩き、
お茶をお出ししようと冷蔵庫を開けようとした…が
うちの冷蔵庫、空だ。
それに気づき、自分の記憶力を恨んだ。それと同時に
恵美さんと、お出かけできるかな…と考えてしまった。
まどかくん、風邪引いたら看病してくれるかな(((
別に告知とかないので、では!
ではまた👋












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。