第23話

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2018/01/08 02:37 更新
しかしそれから 俺たちの距離は付かず離れずの関係のままだった。
ごめん。お待たせ

高校三年生になり クラスは離れてしまったものの、“いつもの場所”が俺達の待ち合わせ場所になった。

あなた
お疲れさま

彼女の笑顔はもう何度も目にしているが、未だに慣れることが出来ない。

どれだけ同じ時間を過ごしても、一緒にいるだけで 胸は高鳴り、苦しくなる。


俺は多分、幾度も彼女に恋をしているのだろう。
あなた
帰ろっか

彼女のことを知れば知るほど 好きになる。

価値観の違いがない訳ではない。
でも その違いすらも、受け入れられるのだ。
…ん

手を差し出せば、照れたように笑って 繋いでくれる。


掌から伝わってくる体温を感じるだけで、心は満たされていく。

もっと触れたいという気持ちがないと言えば嘘になるが、今のままでも十分 幸せを感じられていた。

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