...やっぱ、黒子って影薄いなぁ
私は、みんなの練習を見てもう一度思った
そろそろ終わりの時間になったとき、ゲームをすることになった
監督の笛の合図で試合が始まった
てゆーか...強すぎるでしょ!?
なんかあの5人だけ圧倒的に強い...
ん?あれ?黄瀬出てない...?
そう言って青峰が駆け寄った先には、黒子がいた...
い、いたんだ...気付かなかった...
試合を見ていると後ろから黄瀬の声がした
ビックリして声をあげてしまった
ん?かれん?
ドアの方を見ると、かれんと怜生が手を振っていた
私はタイマーを黄瀬に任せてかれん達の方へ行った
文句を言おうとした怜生をかれんが止めて、説明してくれた
そのあと少し話していると、
疲れたと言って青峰が後ろから抱きついてきた
青峰は耳元で囁いてきた
だから耳元やめてって...!//
不意に、怜生に引っ張られて青峰から離れた
しかし、怜生は聞こえなかったのか青峰をにらみ続けている
...え?
ちょっと...何言ってんの?
青峰は多分“一緒に住んでる”と言いたかったんだろうけど黄瀬が止めてくれた
...は?違うって何が?幼馴染みってことが?
................え?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!