この話と次の話は色んな人の詳しい過去とかこの世界のおはなしみたいな感じになります
正直読まなくてもいいです ながいし
それでも読んでくださるって言う物好きな方だけ
どぞ!!
ガラガラという音と共に、ふすまがひらいた
気づいたらニナイが部屋の入口にいた
そう言ってニナイはザガを寝床に連行しようとしている
その時、突然私の頭の中に閃光が走った
そう言ってニナイはザガを引っ張る
ザガは私を置いてなんか一人で勝手に納得している
そう言ってザガはこちらに言う
私は、何も分からないままニナイたちについて行った
…そうして私たちは、ニナイの部屋…ではなく、何の変哲もない壁の前にいた
すると、ニナイは急に壁に向かって歩き出した
ニナイは気がおかしくなったのかと思った
…が、それは杞憂に終わったようだ
歩き出したニナイの身体は、壁に吸い込まれていった
驚いている私を気にかけながら、ザガも壁に吸われていった
戸惑いながら、私は壁に入っていった
そう言ってニナイは、中央にある椅子に座った
ニナイの部屋は金属と言うよりかは白いプラスチックのような材質でできた壁で囲まれており、とても近未来的だった
何に使うかは分からない雑多な機械やコード、液体に満たされていたり空だったりするカプセルがある
壁は3分の1位が液晶になっていて、なにかのアニメのキャラクターが映し出されている
部屋(というか共同研究室?)は、ニナイの性格からは考えられないほど綺麗に整えられていた
…中央にある机以外は。
中央にはドーナツを半分にしたような形の机が、堂々と佇んでいる
その机の上は、字がびっしり書いてある紙やらパソコンやらモニターやらで埋め尽くされていた
彼らは整理整頓の意義をめぐってギャーギャー騒いでいる
私が怨霊かなんかになってポルターガイストでも起こしてやろうか、とか考えている間に喧嘩は収まったようだ
机に頬杖をつきながら、ニナイはカプセルの中を指さした
カプセルはいつの間にか開いていた
モゴモゴ言いながら彼は私の方をちらっとみる
二つ返事で了解した私は、カプセルの中に入る
どこか楽しそうな笑みを浮かべながら、彼女はパソコンをいじり始めた
ザガはニナイのパソコンを覗き見している
ニナイはよっぽど楽しいのか独り言を寸暇もなく発している
…その隣でザガは携帯電話をいじっていた
あの指の動きからして……彼は今ディ○二ー○厶○厶をしている
そう呟くと、ザガはこっちを向いて言った
…カプセル越しだから私の呟きは聞こえていないのかと思ったが、まさか聞こえているとは思わなかった
まあでもニナイとザガの声がカプセル越しに聞こえてきてたから当たり前だよな…
某マスクのおもちゃとも言う、と言おうとしたがやめておいた
ザガが返事をする前に、ニナイはエンターキーを押していた
ニナイの言葉が終わらないうちに、「カシャ」というシャッター音のようなものが聞こえた
そのすぐ後に、「によーん」というなんとも言えない音とともに、レーザーのようなものが私の体を通り抜けた
まるで生き物のように動くそれが、ちょっと怖く感じた
ニナイは急にパソコンの画面に釘付けになった
ザガは嬉しそうにこちらを見た
そう言うとニナイはまたパソコンをいじり始めた
どうぞって言ってないけど…いいか
私はカプセルからのっそり出た
わなわな震えながらニナイはこちらに近づいてきた
そして…私の目ぐらいの位置で手を振り回しはじめた!
…もちろんニナイの手は私の体を通り抜けるので、痛みも何も無かった
どうやらニナイの言う「信号」は、私の目からしか発されていないらしい
感覚どころか実体がなくても、眼にふれられるのはなんかいやなので私は逃げ回った
ニナイは無邪気に私を追いかけ回す
わざとらしく咳払いをして、ニナイは私を追いかけるのをやめた
そう言ってニナイはピッタリ90°頭を下げた
ニナイはキラキラした目でザガに飛び付いた
ニナイは近年稀に見る輝きを目に宿らせながらザガにすがりついている
うーん…どうしようかな
別に害のあることはされなさそうだし…まあいっか
!
私がここに来た目的を思い出した!
ザガは舌を噛んだらしく痛そうにしている
めんどくさい予感がしたが私に拒否権はなかった
……この後私は、色んなビームを当てられたり質問されたりというのを、本当に2日間不眠不休でやらされたというのはまた別の話…………
私たちはなんだかんだいって仲良くなった
…過程を飛ばしすぎだって?(´∀`)キニスンナ!
ニナイとザガは互いに見合った





















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!