第16話

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2024/03/17 15:27
 あなたの家へ移動中

五 条  悟
五 条 悟
僕さ、小さい頃にとある話を聞いたことがあって
あなた
はい
五 条  悟
五 条 悟
それがなんか引っかかってね、思い出してみたんだ
五 条  悟
五 条 悟
そしたら、わかったことがあって


五 条  悟
五 条 悟
あなたの御先祖様、両面宿儺を封印した呪術師かもしれない。


あなたの家にて

あなた
…ここが私の家か……
五 条  悟
五 条 悟
埃っぽいね…

口をへの字にし、手で埃をはらうかのようにする五条さん

あなた
…とりあえず、進んでみましょう
五 条  悟
五 条 悟
だね

ギシギシと床が軋むみ、音が鳴る。
蜘蛛の巣も張っており、まるでお化け屋敷のような雰囲気の中、慎重に奥へと進む。

あなた
…この部屋、入ってみていいですか?
五 条  悟
五 条 悟
うん

ギィ…、と音を立て、開く扉。
どんな部屋かと五条さんと二人で扉から覗く。

あなた
…、!!!
五 条  悟
五 条 悟
…この部屋、見覚えでもある?
あなた
…この部屋、私の部屋です…。
五 条  悟
五 条 悟

現物を見ることで、霧がかかっていたような幼少期の記憶を、鮮明に思い出す。

あなた
(私のベット…、2歳の時に貰った誕生日プレゼント…!)

懐かしいものがどんどん見つかり、気分が向上するのが、自分でもわかる。

五 条  悟
五 条 悟
!…あなた
あなた
…はい?
五 条  悟
五 条 悟
この写真…、
あなた
!!
あなた
お母さん…に…お父さん…、!!
五 条  悟
五 条 悟
これ、持って帰りな。
あなた
ありがとうございます…、!
あなた
………

小さな机の上に乗っていた、ひとつの写真。
そこには、私の両親であろう2人と、幼少期の私。だと思われる3人が写っていた。
写真をまじまじと見ていると、五条さんが言った。

五 条  悟
五 条 悟
次の部屋、行ってみようか
あなた
ですね、

ワクワクした気持ちが、何が出てくるのか、という少しの不安と恐怖心に変わる。

あなた
五 条  悟
五 条 悟

さっきの部屋を出て、再び軋む廊下を歩く。

五 条  悟
五 条 悟
よし、入ってみようか
あなた
はい

2つ目の部屋を見つけ、入ってみる。

あなた
…ここ…は、
五 条  悟
五 条 悟
あなた
お母さんたちの部屋………
五 条  悟
五 条 悟
…だよね

真ん中に置いてある、大きなダブルベットや、周りの家具を見るに、おそらく両親2人の部屋だと思った。
だが…、

あなた
血…………、?
五 条  悟
五 条 悟
何があったんだよ…、

乾いた血、ビリビリに裂けたベッド。床に落ちた小物。
一体何があったのだろう。だが、"何か"があり、恐らくそれが原因で2人は死んだ。ということだけは、嫌でも頭に浮かんできた。

あなた
ッ………

密室だったこともあり、生臭い血の匂いが鼻につく。
こんな部屋になった当時のことを想像すると、とても胸が痛くなる

五 条  悟
五 条 悟
…、次、いこっか。
あなた
はい…。

主
皆さん大ッッッッッ変おまたせしました😭🙇‍♀️
主
忙しくて書く気になれませんでした…。
主
ですが、忙しさが落ち着いたので書きました!
また引き続き読み続けて頂けたら嬉しいです!!
久しぶりに書いているのでキャラの口調や書き方が下手になっているかもしれませんがご了承ください🙇‍♀️
主
次回、家探索 2
主
お楽しみに!
主
では!👋

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