昼下がり、雨で濡れた"あなた"を見ている。
昨日のことを思い出していた。
昨日は、日差しが強い日だった。
天気も不安定で、君がいなくなってからはあなたの一人称雨が降ってたね。
……屋上には、まだ行けなくて。
自分の罪に向き合えないなんて、なんて卑怯なやつなんだろう。
自分が卑怯ってことはわかってた。わかってるとおもってた。
……でも、思ってたよりもずーっと、あなたの一人称は卑怯で、醜い人間だったようです。
運命だったなんて、悲しい事を言わないでください。
貴女のこれは、理不尽そのものでした。
騙されて、操られて……今思い返すとバカみたい。
なんで自分があんなことをしたのかは、まだわかっていないけれど。
なんであなたがいなくならなければいけなかったのか、きっと一生わからないけれど。
— いつか、解き明かすから。 どうかその時までは、ここで待っていてください。
あなたの一人称は胸元で合わせていた手を下ろし、瞑っていた瞳をゆっくり開けた。
……ああ、なんて煙臭い。
________𝐩𝐫𝐨𝐟𝐢𝐥𝐞________
名前 : あなたの名字あなた
身長 : 159cm
外見 : 肩で切りそろえられたストレートの白い髪に、濃灰色の瞳が特徴的。黒いセーラー服を着ている。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。