第12話

11話
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2023/12/21 13:55 更新



じぇの君。
わたしは彼とは同級生,バスケサークルの選手とマネージャー。それ以外のことでの接点が全くなかった。



いや、無くそうとしてた。
だって彼はその端正な顔立ちで女子生徒の視線の的となる人間だから



バスケサークルのマネージャーをしてるというだけでも私にヘイトを向ける人だっているわけだから、最低限でもこの人とはそんなに深い関係というか、友達にもならない方が良いのでは....?なんていうただの私のエゴのせいでそうしていたのだ。




彼はとても良い人なのは日々の活動中の言動からわかるけれど。
悪い人では無いのは分かるんだけれども、




私自身がなにか面倒事に晒されるのだけはごめんだから。
でも、今日はどうせ他の女子生徒だって、クラスの人だっていないし、お酒も入っていたこともあり今日は良いか~なんて思っちゃったりもして。





「やんやんのせいで世話をかけたね」なんて、そういって声をかけたじぇの君に





『ううん、そんなことないよ』





なんていって笑った。
すると、目を少し見開いて




じぇの「お...笑 俺嫌われてるのかと思ってたから無視されるんじゃないかって、笑」




『え?!そんなことないよ...!』




じぇの「そっか...笑 なら良かった、!あなたちゃんとはクラスも一緒なのに全然話せてなかったよね」




『え、あ、うん...笑 じぇの君人気だから話す機会もなかったもんね笑』




私がそう言って笑うとじぇの君は「でも俺あなたちゃんと前から話してみたいと思ってたよ?」なんて言うからこういうところが人気出ちゃうんだろうなって思った。




きっと、なにか計算してそんな発言をした訳ではなくてほんとに天然で思ったことをただ言ってるだけなんだろうなって感じだったから。





じぇの「..もしよかったらカトク交換しない?」




『え?』




じぇの「い、嫌だったらいいんだけど全然...!」




『いや、、嫌じゃないけど...』




じぇの「ほんとにッ!」




私がそういってスマホを差し出すと、まるでわんちゃんのようにぱぁっと明るい表情になったじぇの君。
耳が生えて見えるのは気のせいだろうか。





じぇの君とついに連絡先を交換してしまったけれど、きっとこれはそんなに頻繁に使うことはないだろう。
じぇの君だって多分、サークルのメンツの中で唯一私を入れてなかったから~とかだと思うし。





その後、数時間ほどたって今回の大会打ち上げはお開きとなった。





やんやんのことは結局、じぇの君が介抱することになったらしく、
ずるずると引きづるようにしてじぇの君はやんやんのことを運んでいた。
きっとやんやんは朝起きて自分が置かれてる状況に気づくんだろうなと思ったら少しだけ面白かった。





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