第2話

2話
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2020/04/08 23:51
神山side


図書館に着いた。
すると、本屋ブースから出ていこうとしている見慣れた人がいてん。

神山智洋
りゅーせい?
神山智洋
なんしとん?
流星
うぇっ!?
流星
あっ。神ちゃんやん!
流星
本買ってん。
神山智洋
本読まんくせに頭いいから凄いって思っとったんに読むんかいな〜
流星
俺でも読むって〜
流星
神ちゃんは勉強やんな
神山智洋
おん
流星
頑張りすぎんなよ〜テストまでまだ期間あるし
神山智洋
おん‪w
神山智洋
じゃーね
流星
じゃ
流星陰で頑張るタイプやったんや。いや、小説や漫画の可能性もあったんに‪w思い込んでもたわ‪w






流星side
俺は藤井流星。大学2年の腐男子や。今日は、奮発してアニメイトと本屋に行ってBL本を買うたんや。一人暮らしやしまだ誰にもバレてへん。


俺が腐男子になったんは、元カノのせいやねん、別れ話をしに家に来たんに、BL本を置いてって。興味本位で読んだら、ハマってもうてん。って言っても、18禁とはちゃうで。内容が小説くらいしっかりしとるやつや。


༓会話༓
神ちゃんに話しかけられてん。実は、俺が最近気になってる人やねん。いや、もういっその事言うてまえ!


好き!神ちゃんの事が好きで、今も可愛ええなと思うとる!BL本に感化されとんかな?と思った時もあったけど、これは紛れもない俺の気持ちや。

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