第3話

不満
22
2020/04/29 07:07
みー視点

私はマリーと一緒に酒場に行った。
「みーも飲んだら?お金は私が出すから」
「ありがとうマリー」と言ってワインを頼んだ。
「ねぇ、マリー…あと2人探さないと冒険できないんでしょ?誰か組んでくれる人見つかった?」と聞くと、「全く決めてないわね。でも、安心して組みたい人は決まってるから。」と話をしていると、ワインが届いた。
「やっぱりワインは美味しいわねー」とマリーが言っているので、私も飲んでみることにした。一口飲んでみると、とても美味しいと感じ、どんどんワインを飲んで、感動している時………

ガシャン!!!と大きな音がした。

皆が一斉にその大きな音の方をむくと、爆発がおきたのか、煙で前が見えない。

数秒後…二人の男の子がこの酒場から出ていった。一人は、大きな爆発をおこした犯人。もう一人の男の子はその犯人を走って追いかけていった。

「また爆発だ!」「本当に迷惑よ!」「さっさとこの村を出ていってほしい」と、爆発をおこした犯人についてこの村の人達は、とても迷惑そうに話していた。
「でももう一人の双子は可哀想よね。」「あんなバカ息子なんて…」「あの子の方が優秀よね」と話していた。
どうやら、あの二人は双子らしいと、状況を頭の中で整理していると、「ねぇ、みー。あの子達をパーティーに誘いましょう。」と言って、私の手をひっぱって、あの双子を追いかけていった。

どうやらマリーは、あの双子に目をつけたらしい。

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