彼はそう言うと、その場で力が抜けたように座った
どうやら、もう二人はまだ息があるようだった
だが、彼に残された道は「戦闘」か、
「一人で逃げる」の道しかないだろう。
負傷者二名を背負いながら、私達を撒いて、逃げ切るのは余程の強者でない限り、無理がある。
なんて、考えたのも束の間
彼は、真っ正面から走って来た
彼は一直線に芥川の方へ向かう
芥川の攻撃を避けて、落ちていた銃器を手に取り、芥川に攻撃をした
撃った銃弾は当たっていなかった
攻撃の仕様がない、
ザシュッ
芥川が中島の右足を喰い削った
叫び声が一層響く
かと思いきや、少し経つと声は静まる
違和感を覚え、見てみると
虎となっていた。
削られた足は再生され、芥川を襲う
私は対象者を止めた
そして、
バギッ
ビシャアァァ
虎を真っ二つに斬った
此れからどうしようか、考えていたのもつかの間、虎は砂のように消えた
武装探偵社側の異能力者の細雪で、幻像を見せられていた
本物が芥川に向かっていく
その時、
私達の元上司が現れた
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。