練馬の駅に着いて 、時間を確認すると
キャバクラに到着する予定の時間の10分前だった 。
これでも私は一応鬼機関の戦闘部隊 。
走る速さは人並み以上なはず 。
正直これからキャバ嬢として笑顔をお客さんに
見せなければならないから出来るだけ体力は
温存させておきたいが …… 遅刻する可能性がある
なら走るしか残された道は無いのかもしれない 。
気の所為だろうか
駅から出た瞬間にあの蛇のような視線 ……
真澄先輩の視線を感じたのは 。
嫌な予感がするが 、一旦置いといて
走ってキャバクラに向かい始めた 。
尚 、音羽は後ろから淀川が尾行しているなど
知ることはない ______
全速力で駅からキャバクラに向かったところ 、
ギリギリだが遅刻せずに済んだらしい 。
だがもうすぐ開店してしまう為 、私は急いで
着替えに行った 。
着替え終わった直後 、どうやらすぐに指名が
入ったらしく 、私は慌てて向かった 。
仕事に支障が出る程ではなかったが 、
ずっと嫌な予感が残っていて何処か落ち着きのない
まま仕事の時間は流れていった 。
やっと一息ついた頃 、
友達とやっと話すことが出来た 。
勿論だがその友達はキャバ嬢になってから
友達になり 、その子は鬼でも桃でもなく一般人だ 。
仲のいい子にはやはり気づかれてしまうものなのか
一瞬で様子が違うことがバレた 。きっとこの子 、
鬼だったら偵察部隊に入ってるよ 。
上手く誤魔化したあと世間話をしていると 、
また指名が入った為会話はそこで終わった 。
長く通っている常連さんにもバレてしまい 、
先輩が気を利かせてくれて早く帰らせて
もらうことになってしまった 。
帰ったら一人で反省会をしようかな などと
ぼーっと考えながらキャバクラを出ると 、
______ また感じた
誰かの視線 。まるで真澄先輩のような視線 。
でもキャバクラになんてあの人が行く訳もない 。
なら 、も 、もしかして ……………
「 私のファン … !? 」
と 、言い切る直前何者かに口を手で塞がれる 。
だが手は見えない 。つまり透明 。
〝 透明=真澄先輩 〟
これはもう定番だが ……
……… ビンゴだ 、本当に真澄先輩だった 。
その瞬間 、私は真澄先輩に口を塞がれたまま
人生の終わりを感じた 。
大尊敬様と交換宣伝本当に幸せですありがとうございました😭













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。