何週間か経ったとき
大川殿から文が来た
内容は和菓子がなくなっから届けに来てほしいとのことだった
今は18時00分。忍術学園に着くおおよその到着時間は次の日の朝10時近くになる可能性がある
走れば9時には着くが運が悪く山賊などに出会えば予定時間になるかもしれないからだ
何故そんなに時間がかかるのかって?
どうして山本さんと押都さんは零花の家に辿りつけたの?
服装を整えて家を出る
バタボトホドッという音と共に零花が綱とは違うが似ている細く柔らかい質感で絹のような相手を傷つけない手触りだった
しかし糸の先にはひし形で色は濃い黄色や薄い黄色などさまざまな黄色が中心からグラデーションになったりマーブルのようになったりまるで生きていると思わせるような石…宝石だった
ひし形の石には糸が縫ってあるのとは少し違うし貼っつけてあるのとも違う
だがその核が壊れない限りその糸は核から離れないだろう
柊哉は薬箱を背負い核を手ぬぐいで包んで糸を懐に入れる
そう、零花達は前のように自由に能力を使うことは出来ず限られた能力で生活していかなければならないのだ

だから元の運動能力に頼ることになるのだ
そして柊哉と零花が修行し始めた時期が完全に違うから体力や持久力、野生本能に差がありすぎたのだ
零花もあなたの名字家に少しずつだが着いて行けるようになってきている所と言う成長途中だった
能力が扱えるようになったって元が出来てないと何にもなれない
何かを守るためには自分を強くしなければ何も守れない事を柊哉は分かっていた
あなたの名字家の異常すぎるほどの身体能力や頭脳はそういう事かもしれない
忍術学園
みんな『おー!!』













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。