第83話

83話
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2020/06/28 03:14 更新
焦凍side

出せ。

出せ、、、!

声を出すんだ!

「菫」って。

そういえば百合が解放されるんだ。

百合があんなに泣いてて、それを止められるのは今俺だけなんだ。

「下の名前を呼ぶ」

これは、人によっては普通のことかもしれないが、年が経つに連れ難しくなってくる。

気恥ずかしいとか。

だから、百合が俺の名を口にするとき、最初はスッゲェ顔を赤らめて言うんだ。

下の名前で呼んでしまったら、もう付き合っているのか、と言われてしまうこともあると思う。

そんなことをあいつは俺にさせようとしているんだ。

でも、、、!

言え!!!
焦凍:おい、菫!!早く百合を解放しろ!!

皆:?!

緑谷:轟くん、、、

菫:チッ、、プライド捨ててまでそんなにこいつを助けたいの?気持ち悪いほどだね。

焦凍:名前で呼んだだろ!!早く百合をそいつらから離せ!!

菫:、、、ヤダ。

焦凍:、、、は?

菫:もっと呼んでくれて、良いんだよ?ほら、良いなよ。私のな・ま・え!

焦凍:っ、、菫。『小さい声』

三奈:(見てられない、、)

菫:えぇ、何?聞こえないなぁ〜。

焦凍:っ!!おい、菫!!!!百合をいじめるのはもう辞めてくれ!!!!『大きい声』

百合:っ、、(焦凍さん、、、)

菫:ふふっ、、

椿:おい、、、菫、、、?何、、やってんだ?

菫:お、お兄様?!

響香:百合のお兄さん!!お願いします、百合を!!百合を助けて!

三奈:お願いします!!

椿:、、、菫?百合に、、何してるの?『マジトーン』

皆:ゾクッ

菫:あ、えっと、、、百合に中学生の頃の友達を呼んであげたんです!

中学のクラスメイト:そ、そう、、、!

椿:へぇ、そうか。それで、何で百合は泣いてるの、、、?

菫:そ、それは、、、

椿:今日ね、朝百合から電話が来たんだ。「コンタクトが無くなった」って。百合はものを無くさないから、少し不思議だったんだ。でも、、菫が隠したんだな?

菫:そ、そんなこと、、、

椿:嘘は言わない方が良いと思うぞ。どうせ後でバレる。

菫:っ、、

椿:まず、菫は個性を止めること。

菫:、、、はい。『光が消えた』

椿:、、、百合、大丈夫?ほら、顔を上げて。もう大丈夫だから。今は持って来たコンタクトをつけておいて?

百合:はい、、、『コンタクトをつける』ありがとう、、ございますポロポロ

椿:、、、轟くん、君と菫の婚約は俺が何とかしておく。これ以上百合を悲しめさせない。

菫:そ、そんな?!何故いつもお兄様は百合の味方なんです?!

椿:菫が百合をいじめるからだよ。いじめてる人の味方なんてなれない。

菫:っ、、

椿:あ、後このことは父さんと母さんにも伝えておく。

菫:そ、それだけは、、、!

椿:ダメ。、、、後、百合の中学んときのクラスメイト達は話光グループが潰すから覚悟しておけよ。

中学のクラスメイト:ヒィッ

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