第15話

体弱々のめくん2
6
2026/08/14 23:31 更新
ゆーと
前回の続き✌
彰人
ん……
ふと、目が覚めた。
まだあまり回っていない頭で充電していたスマホへ手を伸ばす
彰人
5:30……、………ん゛ぅ…
まだだいぶ眠気がある。寝たい…
だが生憎様、今日は予定がある。
彰人
(眠い…でも寝たら起きれない……)
絵名に起こすように言われているから尚更だ
彰人
なんでよりによって、
今日雨予報なんだよ………
昨日あたりから薄ら身体が重たいような気はしていた。
だがまさか今日に限ってこれ・・か…
思考を放棄して、軽く伸びをする。
スマホを弄っていてもいつものように覚醒することは
なかったがひとまず動くことにした。
ドアノブに手をかけ廊下へ出る、
そして階段を下ってトイレヘ向かおうと下っていると
玄関の扉から差す太陽がとても眩しくオレの目へ入ってきた
彰人
(っまぶし…!)
それでも目は完全に覚めなかった。
トイレを済ませて、乾いた喉を潤しても眠気が残っていた。
顔を洗うことも考えたが、あまりに眠いので寝ようと思った
部屋に戻ってベッドへ身を委ねる。
…外は晴れていた。
雨予報じゃなかったのかよ、と今更ながら思う
…晴れは好きじゃない。雨が好きだ。
体調が悪くなるのも、やる気がなくなるのもそうだ。
それでもオレは雨のほうが好きなんだ。
そんな事を考えていれば眠れそうになってきた。
彰人
(もうすこしで、ねれそ…)






………“起きれなかったら…?”
彰人
っ…!
不安が襲う。こんなに眠いのに寝ることが怖い。
こんなことならもっと早く寝れば……
…いや、寝れなかったんだ、
スマホへ手を伸ばして音楽を聞くことにした。
音楽を聞けば眠くなるかもしれない、と考えたのだ
結局寝れずに朝を迎えた。
少し重い頭で絵名を起こして、朝ごはんを食べて準備をする
今日は、久しぶりの桃井さんの休日で
絵名と遊ぶのだと。そこにオレも呼ばれたのだ。
よかったら冬弥くんとどう?なんて
どうしてあの人絵名こいつと一緒にいるんだか…といつも思う

でも、本当は分かっている。
オレが見てる絵名と他人から見た絵名は違うことくらい
絵名
ほら、いくわよ
彰人
…ん、今行く…
絵名
………あんた寝れなかったの?
彰人
っ…
彰人
…いつものことだろ、気にすんなよ
絵名
…ちょっとこっち来なさい
彰人
なんだよ
絵名
いいから…!
彰人
うわっ…!
強く腕を引かれてよろめく
絵名
ほら、ここ座って
彰人
……もう行くんだろ
絵名
大丈夫よ、すぐ終わるから
彰人
……
こうなったら大人しく言うことを聞くほうが良い
絵名
ちょっと顎引いて
絵名
そう、じゃぁ目だけ少し上
彰人
…ん、
絵名
ん、ありがと
絵名
少し横の毛止めるよ
彰人
絵名
……
絵名の手がオレの目へ近づく。
視界に映る絵名は真剣な顔をしているが
少し、ほんの少しだけどこか悲しそうな顔をしていた。
絵名
…うん、これで大丈夫
絵名
コンシーラーでクマ隠しておいたから
あとついでに少しチークつけた
絵名
これで少しはマシなんじゃない?
彰人
……だな、
鏡に映る自分は普通の健康そうな顔をしている。
さっきまでとは大違いだ
彰人
さんきゅ、絵名
絵名
……別に、愛莉に心配されるのが嫌なだけ
絵名
さ、いくわよ
彰人
…はいはい


きっと、桃井さんとか、暁山とか…
絵名こいつの周りにいてくれる人たちは、
絵名の優しさこういうところに救われてきたんだろうな……
今もこうやって玄関の段差でよろけないよう
手を差し出してくれている。
その手を取って靴を履く
絵名
じゃ、行ってきま〜す!
彰人
…行ってきます
母さんのいってらしゃいを聞きながらドアを閉じ鍵を閉める
絵名
転ばないでよね
再び差し出されたその小さな手。
小さくて、柔らかい。けれどペンダコがあって、
指先は少し荒れていて、努力が見える手。

それから…寄り添ってくれるような────…







とても優しくて暖かい手。
彰人
…………お前がな
ま、本人には絶対言ってやらねぇけど。
ゆーと
第二弾どうでしたか?
ゆーと
ここまで読んでいただけただけで、
とても嬉しいです。
ゆーと
一応補足として、
彰人くんが思ったより元気だったり
その状態の彰人くんをえななんは連れてくのか
などあると思うので補足させてください。
ゆーと
まずうちの彰人くんは体調が悪くても
取り繕うのと、多分慣れです。
眠気などどうでもいいんです。
ひたすら眠いけど不安が勝つ。
あと楽しみが勝ってる。
ゆーと
絵名お姉ちゃんは、姉なりの優しさです。
行かせないほうがいいけど、
楽しみにしていた事を分かっているので
強く出れないんです。
でもきっとこれで体調もっと悪くなって
すごく後悔するのも絵名お姉ちゃんだと思う。
ゆーと
以上です。
ゆーと
ありがとうございました!
読者の皆さんが大好きです

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