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第2話

第1話 ピクニック日和
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2021/02/26 21:24 更新
 良く晴れた休日、桜音家に揃う兄弟姉妹達はリビングでのんびりしていた。
桜音ソラ
桜音ソラ
今日は良い天気ですね
桜音シソラ
桜音シソラ
どうして急にとは思うけど、確かにね
桜音ナギ
桜音ナギ
ピクニックとか出来そうだね
桜音ナミ
桜音ナミ
ピクニックいいね! あたし賛成!!
桜音シズカ
桜音シズカ
そうね。じゃあお兄ちゃん買い物お願い。勿論全額自腹ね♪
桜音ユウキ
桜音ユウキ
マジか……
桜音ユメ
桜音ユメ
そんなの悪いよ……
 そういうユメに対して兄弟姉妹の中でもサドな3人が言う。
桜音ナミ
桜音ナミ
大丈夫だよ、ユメ
桜音シソラ
桜音シソラ
お兄ちゃんはお金持ちだもんね
桜音シズカ
桜音シズカ
そうよ、こうゆう時に使う為にあるの
桜音ハヤ
桜音ハヤ
(うわぁ……悪い顔してるなぁお姉ちゃん達)
桜音ハナ
桜音ハナ
(どうしよう……)
 ハヤとハナは思い思いに見守るが、結局ユメは……
桜音ユメ
桜音ユメ
そうなの? それなら安心だね。ユウキお兄ちゃん、ユメ待ってるね
 3人によって発言を覆す。
 純粋とは時に凶器にもなり得るのである。
桜音ハヤ
桜音ハヤ
(あっちゃぁ……今日もユウキ兄の負けか……)
 そんなように思ったハヤは……
桜音ハヤ
桜音ハヤ
ユウキ兄、僕手伝うよ。一緒に行こう?
 そう言って可哀想な兄に微笑んだ。
 巻き込まれ少年は大変である。
桜音ユウキ
桜音ユウキ
お、おぅ……サンキュー、ハヤ
 そう返しながらユウキが思っていた事は……
桜音ユウキ
桜音ユウキ
(いつも通り過ぎて何も言う気にならねぇ……)
 弄られ慣れた者故の哀れな内容であった。
桜音ハナ
桜音ハナ
お兄ちゃん、ごめんね。わたし何も言えなくて……
 ハヤと同じように成り行きを見守っていたハナは申し訳無さそうに言うが、それにユウキが対応する前にさらりとソラが言った。
桜音ソラ
桜音ソラ
それなら買い物メモはハヤに渡せば良いですか?
 こういった所が彼女は不思議と称される所以である。
桜音ナギ
桜音ナギ
話に入って来ないと思ったら書いてたの?
 呆れたように言いながらナギは
桜音ナギ
桜音ナギ
(メモ書いてたってことは最初から自分以外に行かせる気だったんだな……)
 ……そんな事を思ったのであった。

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