俺は今、上司の家の前にいる。
昨日やった資料をわざわざ上司の家に行って、提出しなければいけないのだ。
インターホンを押そうとしても、体が震えて力が入らず、立っているのがやっとの状況。
そうだった、今日は付き添いでまろもついてる…。
ピンッッッッッポォォォォォォンンンンンンンッッッッッハハッ
そんなどうでもいい会話を交わしていると、家の中から人が出てきた。
ガチャリンコ
モブ太郎さんの奥さんが呼んで行ってくれて数分後、モブ太郎さんがやってきた。
始まった。
クソ上司の嫌味を本人にぶつけよう大会。
あって一分も経ってないのに嫌味を言う。
どれだけストレスが溜まっているのだろうか。
外なのに堂々と大きな声でよく嫌味言えるな…。
いふが今どんな表情なのかを知りたく横を向く、するとそこにはいふの姿がない。
この資料は、俺が作ったものではない。
この資料を作ったのは、いふ。
けれど、他の会社のやつが手伝うとなるとトラブルが起きるだろう。
なんで自分から?、いや、怒られるのは俺か。
良かった。
クソ上司は( ゚д゚)ポカーンという顔をして、いふをじっと見つめている。
タメ口、まろ、そんなにコミ力高いっけ?。











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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。