第42話

(´・・`)
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2018/09/28 22:05
シルク
何か2人とも変…。
あなた

?!

マホト
?!
そりゃそうだよね。
おかしいよね、こんなの。
入れ替わっちゃったって言っても、信じてもらえないだろうし。
マホトの言う通り、一生このままかもしれない。
マホト
そっそんな変だなんて、ね?
あなた

いつも通りだよっ!

マホト(私)が、シルクの肩を触る。
"ずきん"
また
また胸が、
また胸が痛い。
シルク
そう…
マホト
ほら!シルクは、ディズニー行って…こいって!
シルク
いや、あなたが具合悪いなら俺もここにいます。
あなた

?!

あなた

いやいや、いいよ?
行ってきていいよ?

マホト(私)が焦ってる。すごく焦ってる。
シルク
いや無理。
マホト
こっ、ここは俺に任せて!
とりあえず、バレないようにしたかった私達は少し強引にシルクを遊園地にに向かわせようとする。
シルク
えっ…でも。
あなた

あっ、あんなに楽しみにしてたのに!勿体ないよ!行ってきなよ!!!

本当にゴリ押しだな…マホト。
マホト
ほら!あなたもこう言ってるし!
私もマホト(私)に便乗する。
シルク
いや、本当にっ!
私(マホト)とマホト(私)は、席を立ちシルクを追いやった。
席に戻り、何故かまた沈黙が続く。
あなた

はぁっ。真似ってムズいね。

マホト
そう…だね。
あなた

はぁっ。

マホト(私)が軽い溜息をつく。
自分瞳を見ることなんて初めてだからか、何故か釘付けになる。
自分の瞳に。
あなた

何見てんの〜?
キスしちゃうぞ。

マホト
?!
あなた

あ、照れた。

ニヤッと笑う私(マホト)は、もはやマホトそのものだった。
マホト
私の顔で、体で、そんなこと、
言わないで///
私の声って今まで気にしたことなかったから、今初めて聞いた感覚になる。
あなた

そんなこと言われるともっと言いたくなるなぁ〜

マホト
///?!
あなた

あ、あなた今いやらしいこと考えてたでしょ。

マホト
考えてない!
今、私が目の前にいて。
変なことを喋って。
冷静に考えると。
本当大変な事態だって。
今更気づいた。

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