まだ5時だぞこのやろう
髪を梳かして、結って、着替えて、少し水分を口に含む。
前に副隊長から教えてもらった柔軟をして
部屋の鍵を閉めて、外に出る。
とは言っても敷地内なので大した距離は走れない。
寒がりの私にとっては明け方の空気なんて
どの季節でも寒いものだ。
同じところを何周かして、腕時計を見る。
※なんか、アップルウォッチ的なすごいやつです(())
服の袖でグッと額の汗を拭い部屋に戻る
ガチャ
少しゆっくりしたら朝ごはんを食べに行って、
亜白隊長とお喋りでもしようか。
9時過ぎ
ちょうど隊長室行くとこでした〜
と付け足す
、、、、、、、
はぁい!と明るく返事をして隊長の元を後にする
やっとの思いで第1部隊の基地に着いたがまぁ遠かった
昨日来た時は以前から決まっていたこともあり
鳴海隊長始め、第1の方がたくさん出迎えて
案内してくれだが今回はそうでは無い、、、
なんか、、、遠くから
すごいスピードで走ってくる人がいる、、
なんか叫んでるし、、
さて。なぜこの人はこんなにルンルンなのだろうか。
渋々受けいれたはずの訓練をそんなに楽しみに?
いや、この人に限ってそんなことは無い()
そう考え事をしてある間にも鳴海隊長は
私の手を引いてどんどん進んで行く
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!