、、、、、、
この人歩くの速い!!!!!!!!!!!!
む!と睨んでみる
なんて謝ってくれたが歩くスピードは変わらない。
もうやだッッッッ()
本日二度目のストレッチ
2分くらい経っただろうか
隊長もそろそろ戻ってきてもおかしくないのになぁ
と考えながら3度目のストレッチを始めようかと思った瞬間
ぶわぁっと全身の鳥肌が立つような強い緊張と
ほんの僅かな鳴海隊長の気配を感じながら
バク転、バク宙をする
そう。何を試そうとしたのかこの男、
いきなり短剣(ちゃんと真剣)を私目掛けて
ぶん投げてきたのだ( ー́ࡇー̀)
危ないんでもうしないでくださいね!
なんて言いながら投げられた短剣を取りに歩く
ビュン
もう一本あるのかよ、、と思いながら
背中側に飛んできた短剣をノールックでキャッチする
最初に短剣を投げられた時からピリついていた空気が
ふわっと落ち着く
やっと真面目に稽古をつけてくれる気になったようだ。
背中側に背負って来たがストレッチには邪魔だった
ので部屋の端に寄せていたケースを手に取る
ケールを開いて剣を見せた瞬間、目を見開いて固まる隊長。
子供のように目を輝かせる隊長
やっぱり持ちたいんじゃん←
急に萎えたようだ()
よっ、と声を上げつつ片方は地面に着くように、
片方は肩に担ぐように持つ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!