“有能”と言われたのが嬉しくて思わず口元が緩む
その器用さならある程度何とかなるだろと言われる
何とかなるならここまで来ない()
あのおかっぱ糸目のと同じにするな!
とでも言いたげな顔で睨まれる
なーんてふざけつつも鳴海隊長は昨日のゲームからは
想像できないくらい丁寧に教えてくれる
午後1時
べちゃーと効果音がつきそうな勢いで床に引っ付く
あれからというもの、休憩のきの字も無しに練習が進み、
剣の振り方の基礎、相手の隙の見つけ方、そこの突き方、
0から10まで徹底的に叩き込まれた
今度はバッと顔を上げる
そうこないとな、と呟きつつ手を引っ張って立たせてくれる
なんだか懐かしい感覚だなと思ったり思わなかったり、。
in 隊長室
ドアを開けてすぐ、涼しい風が頬を撫でる
その辺に座れ、といつも隊長がいる布団とは
少し離れたところを指される。
フル無視する()
隊長の布団の隣にストンと座り隊長を待つ。
ポイッと投げられたのはペットボトルの水
簡単にキャッチして首筋に当てる
ため息つくことは無いじゃん、!と思い、
鳴海隊長の方を向こうとすると
体ごとずいっと近ずいてくる鳴海隊長
受身を取る間もなく 鳴海隊長に組み敷かれる
鳴海隊長は私を床ドンしたまま、片手で前髪をかき上げる
非常にやばい。。。
なぜならこの男━━━━━━━━━━━
顔が良い!!!!!!
はい!主の妄想詰め込み一丁!!!!!!!!
ですが!次回!
鳴海隊長胸糞展開☆
R18までは行きません〜
15?くらい多分。。。。。
多分、、。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。