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⌇  このお話にはBLが含まれています。

⌇  地雷さんは曲がれ右~

⌇  曲パロ注意  🎶

⌇  パクリ等では無いです。


  (     似たような作品があった場合、すみません。    )



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︎︎◌  紫side

  俺は今日もなつを愛せない  。

  俺にとって  、それがどれだけ辛いことか

  あいつは全く分かってない  。

  この関係を望んだのはなつだ  。

  なつはどうやら  、〝 なつを愛していない俺 〟の事が

  好きらしい  。

  小さい頃から沢山愛されて  、沢山必要とされて  。

  普通ならとても嬉しい事だ  。

  でも  、どうやら彼には  、それが苦痛だったらしい  。

  だから俺は  、今日もなつに冷たい態度をとる  。

  そんな事を思いながら  、行くあてもなく

  ふらふらと街を彷徨う  。

  そうしていると  、気がつけば夜の7:00になっていた  。

  そう思い  、重い足取りで家に帰った  。

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︎︎◌  赫side

  まぁ  、本当に女と遊びに行ってるのだろう  。

  でも  、仮にも俺といるまは恋人だ  。

  せめてでも  、もうちょっと早く帰ってきてくれても良いのに…

  そんな事を思っていると  、玄関のドアが

  ガチャっと音を立てて開いた  。

  そう言っているまに駆け寄る  。

  そうすると毎日俺を蔑んだ目で見てくれる  。

  だから  、今日もその目を向けてくれる  

  そう思っていたのに  。

  ぎゅっ

  いるまに抱きつかれた  。

  その事に脳の処理が追いつかない  。

  ちゅっ

  ちゅっくちゅっ  ♡  

  そう言って  、俺の返事も聞かずに  、

  俺の舌に自分の舌を絡めるようにキスをしてくるいるま  。

  しばらくキスをした後に  、はっと我に返ったように

  俺の口から自分の唇を離すいるま  。

  俺が唯一 愛してるのは  、

  〝  俺を愛してくれない君  〟なんだよ  ？

  それなのに

  そう言って  、必死に言葉を紡いで弁解しようとする  。

  でも  、

  …  俺が  、唯一必要とするのは  、

  〝  俺を必要としない  〟君なのに  。

  もう  、いいや  。

  さようなら  、いるま  。

  〝  愛してたよ  〟