第23話

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2026/02/05 08:46 更新






凛side




あなた
         彼氏だから!        

糸師凛
糸師凛
         っ!?!?///       




見て分かるほど赤らむ頬を必死に隠して、
あなたの嘘に困惑する。声も出ない。





糸師凛
糸師凛
         ( 今、なんて )         


真に受けちゃいけないのは分かってる。


でも、初めてあなたが俺に対して、
気の知れた人にしか言えないような言葉を放った。






糸師凛
糸師凛
        ( やべぇ、 
顔赤いのバレてねぇかな )




寿命が縮まるくらいの心音をかき消して、
平然を装いあなたの「彼氏」のフリをする。




あなた
          行こ、凛!        



あなたの声がやけに明るく聞こえた。


糸師凛
糸師凛
        ( 可愛い )        




もし、俺が本当の「彼氏」だったなら、
ここで躊躇せずあなたを思い切り
抱き締めることができたのだろう。



糸師凛
糸師凛
        ( 何なら、 )        




ハグのもっと先、カップルがすること___




あなたの柔らかい唇が脳裏を過ぎって、




また 顔から火が出るくらい赤面してしまった。







あなた
         ご、ごめん、…        
いきなり、あんなこと




あなたとなら、初キスがレモン味じゃなくても、

ストロベリー味でも、雨水でも、泥でも、嬉しい。



糸師凛
糸師凛
         ( 嘘の「彼氏」
は嫌なんだよ。 )



あなたの本命でありたい。本当の彼氏でありたい




糸師凛
糸師凛
           ( いや、 )           



俺が目指しているのはあなたと
付き合うことじゃない。




小さな頃から心に決めていたあの約束。




俺はあなたと、恋人のその先へいきたい。






糸師凛
糸師凛
        ( やっぱり、 
諦めるなんて無理だから。 )







誰も知らないところで、また凛の夢は大きく膨れ上が り、激しく燃え始めた。











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