第4話

3 . 嫉妬、可愛すぎ問題
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2026/02/28 04:00 更新
 ホスト部。
 今日は私が環先輩に囲まれていた。
須王環
なんて気高い微笑み!
常陸院兄弟
照れてる?
 双子が近い。
 少しだけ赤くなる。
 そのとき。
 空気が変わった。
___
……あなたの名前の頭から2文字!ちゃん。
 ハニー先輩。
 笑ってる。
 でも、目が甘くない。
埴之塚光邦
こっち
 手首をそっと掴まれる。
 強くないのに、心臓が跳ねる。
 自分の隣の席に座らせると、
 私の手をぎゅっ。
須王環
今日はぼくのお客さん。
 耳元。
 近い。
 無理。
あなた
……先輩、離してください
埴之塚光邦
やだ
 即答。 
 そして小さく呟く。
埴之塚光邦
あなたの名前の頭から2文字!ちゃん、最近みんなと仲いいもん
 拗ねてる。
 え、なにそれ。
 かわいすぎ。
あなた
嫉妬、してるんですか
 聞いてしまった。
 ハニー先輩、少しだけ頬を染める。
埴之塚光邦
してるよ?
 真っ直ぐ。
 逃げ場ゼロ。


 (……なんで可愛いと思ってるの、私。)




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