蜂楽 side
その小さな女の子は、
まるで、天使のようだった。
童話のお姫様が飛び出してきたような、
そんな感じ。
まぁ。口調は……。あれだけど…。
そうやって、えっへん!としている女の子。
絵心あなたちゃん。
齢8である。
小学生がここにいて平気なのだろうか、なんて、
らしくないことを考えてしまう。
かいぶつは、あなたちゃんに興味を抱いていた。
國神は、アリスちゃんの頭を撫でながらである。
久遠やほかのやつらは、
布団を敷いており、少し悩んでいた。
そういや、アリスちゃんってどこで寝るんだろ?
絵心さんのとこかな。
なんて、考えていれば。
なんて、立ち上がり、
俺と潔の間にはさまり、ブイサインをしていた。
え、ここで、寝るの?
それに少し驚きながらも、嬉しくては、
にゃは!と声を出し弱い力で抱きしめた。
ぎゅう〜〜って。
こちょこちょをすれば、
きゃっきゃっと笑うアリスちゃんを見る。
久遠に助けを求められ、
久遠に辞めるように言われれば、手を離した。
こんなにも小さな子供が俺たちのお手伝いなんて、
健気だなぁなんて思う。
けどまぁ、可愛いから許せるだろう。
消灯時間になり、
俺と潔の間に入り込むちび。
おやすみと笑う彼女が、
どうしようなく愛おしくなる。
この話。キャラside多くなると思う。













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。