前の話
一覧へ
次の話

第40話

様子がおかしい
65
2026/09/18 22:27 更新






秋も深まってきた、とある日の昼休み。








「ジョンウォン。」




同じクラスの友達が、話し掛けた。




「……。」




ジョンウォンは、ぼーっと宙を見つめている。








「ジョンウォン!」




「…!何?」




ハッと我に返って友達に顔を向ける。








「何か今日、ぼーっとしてね?」




「そんなこと無いよ。」




ジョンウォンは、必死に普通を装ってみる。








「朝も、人にぶつかりそうになってたし。」




「…うん。」




「そんなこと、普段無いじゃん。」




「そうだね。」








「どうした?大丈夫か?」




「ちょっと考え事してただけ。大丈夫だよ。」




「なら良いけどさ…。」




友達は不思議そうな顔でジョンウォンを見る。








「そろそろ、移動教室行こうぜー。」




「うん。」








ジョンウォンが立ち上がろうとした、その時。








ガンッ








「い゛っっ…!!」




机に膝をぶつけて、痛そうに顔をしかめる。








「まじで大丈夫なのかよ。」




「だいじょうぶ…。」








よろよろと立ち上がり、
ジョンウォンは友達と一緒に教室を出た。












プリ小説オーディオドラマ