第8話

 07  お願いだから夢よ覚めて
19
2026/02/11 10:57 更新



あなた
  …  



  あれからかれこれ一時間が経った 。


  私とご主人様達は帰宅し 、 黛さんは

  “ できるだけ早めに調べたいから ” と

  自室に引きこもってしまった 。


  ちなみにご主人様は 、 未だに意識が戻って
  いない 。


sags .
  … 無力ですね 。 私達 。  



  三枝さんがぼそりと呟いた一言に

  共感してしまった自分がいた 。


あなた
  … 流石に起きてくださいよ 、  
  ご主人様 。




  時はあっという間に過ぎ 、 いつの間にか

  時計は丁度12時ぴったりを指している 。


あなた
  …  



  三枝さんは他の使用人達に呼ばれて離席していて

  黛さんはまだ部屋でウェイターのことを調べて
  いるので

  いまこの部屋には私とご主人様だけだ 。


あなた
  … いつ起きるのよ  
  おんなたらし 、



  私は流石に待ちきれなくて

  ぼそっと失礼な言葉を呟いた 。


  その瞬間


  ━━━━━━━━━━━━━━━ ちゅッ


あなた
  っきゃ 、 ご主人様 !?  



  ご主人様不破湊が いつの間にか起き上がって

  私の手にキスをしていた 。


fw .
  … ふ っ  
  油断禁物やで ? お姫様 ♪  
あなた
  ッ ~~~~ ⸝⸝  



  瞬く間に真っ赤になった私の体をみるやいなや

  ご主人様は にゃは 、 なんていいながら

  にこ っと 笑顔を見せる 。


あなた
  これだから女誑しは ッ  
fw .
  … お姫様 ??  
あなた
  ア ッ なんもないで ー す  




  あれから 、 騒ぎを駆けつけた

  三枝さん達が 部屋に突撃してきた 。


sags .
  ッ は 、 ご主人様 !?  
fw .
  ん 、 あきな !!  
sags .
  はぁ … もぉ 、、、  
  心配したんですよ !?



  なんて言いながらも 、 

  顔はにっこりと笑顔な三枝さんは

  肩の力が抜けたように不破湊に抱きつく 。


fw .
  んわ 、 も ーー
  急に抱きつくの良くないって   
sags .
  んへ 、   
あなた
  … ふふ  



  この時ばかりは 私の口からも

  つい声がでてしまった 。


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