コンちゃんさんの収集により全員が扉の前に立つ
割と皆キメ顔だった割には用意が杜撰だ
ゾムは腕を回して肩を慣らしたあと、手榴弾をぶん投げた
ドーン
崩れた瓦礫の上を各々が飛び越えていく
扉の向こうには、私たちの目的であるコアと、幹部と思われる敵が数名
しかし、全員どこかやつれていて生気を感じない
中にはぐったりと横に倒れてしまっている者もいた
「来たか」と言う割には全員の目から闘争の色が抜けており、私たちを敵として認識できているかも怪しい
思いもしなかった展開に、全員が腑に落ちないような声を漏らした
そう言うと、座り込んでいた幹部の1人が思い悩むような表情で話し始めた
そう言うと、男は立ち上がった
男の目線の先には、座り込み壁に向かってブツブツと話す不気味な人がいた
体は小刻みに震えており、とてもまともな精神状態だとは思えない
よく見ると、コアの下にはそれを起動する装置のようなものがついていた
ロボロの肩に手を乗せ、鬱が前に出る
そう言うと鬱はハンドガンを取り出し、装置にカーソルを合わせる
パンッ
呆れた声で幹部が言った
バコーン
激しい音と共に、装置に大きなヒビが入る
瞬く間に光を失いコアは静かに動きを止めた
振り返るとそこには、鬼の形相でこちらを睨みつける国王シリウスがいた
To Be Continued...
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!