なんかちょっと前まであんなにウキウキな顔してたのに今やその真逆…草だなあ
少しの事で一喜一憂するシリウスは、何十年と続くこの国を治めているとは思いずらい
彼は安堵の表情を浮かべ私たちに語りかけた
そこでようやく、自分の足枷の効果が無くなっていることを感じた
怒り狂ったシリウスがこちらに指をさして怒鳴る
そう言うと、シリウスは自身の懐から何かを取り出そうとする
トントンの合図とほぼ同時にゾムが背後をとり身動きを取れないようシリウスを掴んだ
が…
ピッ
シリウスはリモコンのようなものを取り出し、咄嗟にスイッチを押した
すると直ぐに、さっき壊したはずのコアが
金属を削るような凄まじい音を立てて作動しだした
さっきまでまともに話せていた幹部も頭を抱え唸り声をあげる
気を失ったその身体は小刻みに震え、人間ではない不気味さを感じた
ドクンッ…
突如、身体が重くなった
自分に何が起きたのか全く分からなかった
思わず床に膝を着く
頭が…割れるように痛い
ゾムとショッピ君が咄嗟に駆けつける
吐き気を催すような目眩と、不快な耳鳴りが止まない
視界が歪む
周囲の音が打ち消される
頭の中の思考や感情が入り交じり、呼吸さえままならない
部屋を飛び出し、訳も分からず走った
今誰かの隣に自分がいてはならない…そう思った
自分が怖かった
なぜなら…
苦痛の中で、どこか高揚と胸の高鳴りを感じている自分がいたから…
To Be Continued…
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。