第17話

16話
731
2021/10/22 08:52
正月の朝
あなた
うっ…飲みすぎたかな…
昨晩カラフルピーチの皆と


千聖達と年越しそばを食べながらパーティで酒を飲んでいた


千聖って…焼酎1リットル飲んでちょっとって


全然酔わないし


てか大丈夫なのかドクターに怒られるんじゃ?
そんな事を考えながら


寝惚けた目を無理矢理覚まし起きる


えっ


もふさんと同じ布団で寝てるじゃん私!?


ヤバい私


酔っ払った勢いでもふさんに変な事してないかな!?
それよりも1つ気になった事があった
あなた
千聖は…
なおきりさんの事
異性として好き?
王街 千聖
へ!?//////
なおきりさんと寝ていて


寂しそうに起き上がってキッチンに向かおうとする


千聖を止め


気になった事とよりか聞きたい事を聞く
あなた
私は、もふさんを
1人の男性として好き
あなた
最初は確かに最推しとかで
好きって感情は分からなかった
あなた
でも
出会って一緒に話すようになってから
だんだんその想いは強く分かってきた
あなた
千聖
私、生まれ変わるから
だからね
あなた
もう無理して「マドンナ」って言葉に
縛られないで
王街 千聖
え…
あなた?いきなりどうしたの?
千聖は


私が弱いばかりに


酷い意味の「マドンナ」をやるようになって


酷い意味の「マドンナ」じゃなくても


彼女は私を傷付けたくないと


いつも自分を犠牲にしてしまう
だけど私は


彼女にも傷付いて欲しくない


幸せになって欲しいから


私が変わる
あなた
「マドンナ」は
周りが勝手につけた印象
あなた
なおきりさんや私
からぴちの皆だって千聖に
「マドンナ」だから近付いたわけじゃない
あなた
私ね
もふさん達に出会えたから
ちょっとは変われた気がするんだ
私は隣で寝ている


もふさんに微笑みながら


千聖の言葉を待った
王街 千聖
……いつの間にか
忘れてたよ
王街 千聖
「マドンナ」て呼ばれるのがとても嫌だった
だけどあなたを守れるならと
王街 千聖
勝手に自分で自分を縛ってた
王街 千聖
だけど、それ以上に
「マドンナ」って言葉を忘れさせる程
笑顔にしてくれる存在が近くに居る事に
王街 千聖
私…なおきりさんの事
兄みたいじゃなくて異性として好きだよ
彼女から聞きたかった言葉を聞けて安心した


なおきりさんと幸せになって欲しい


なんて


母親みたいだなと自分で思いながらも


ウキウキしながら


準備しにリビングを後にした
王街 千聖
あ、なおきりさんもふさん
おはようございます!
もふ
おっ…おはよう↑!//////
なおきり
うふっ…w
おはよう(/// ᴖ ᴑ ᴖ/// )
王街 千聖
え???????

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