第21話

18話
125
2024/12/19 08:10 更新
わたしは、状況が飲み込めなかった。
潤くんとナオミちゃんが、私を庇って命を落とした、、、
もう、瀕死状態でもない。
与謝野先生でも、治せない、、、
研究員
お前のせいで2人も人が死んだ。その気分はどうだ?
うざい。
こんな時まで話しかけてくるんじゃねえよ。
とは、口が震えて言うことができず。
研究員
お前も、あいつらと同じ場所に行かせてやる
そう言って、その人は私に銃を向けた。
わたしは、その運命を受け入れようと、目を閉じた、、、
??
何してんだ?手前、、、
聞き慣れた声がする。この人は、、、
如月海香
なか、はらさん、、、?
研究員
チッ、、、
研究員は舌打ちをして、その場から離れていった。
中原中也
海香、何があった?大丈夫か?怪我ないか?
中原さんの優しさに、私の中で何かがぷつんと切れた。
如月海香
うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
中原さんに抱きついて、小さい子のように泣き喚いた。
その後のことは、あまりよく覚えていない。
中原さんに連れられて、わたしは探偵社に一度戻った。
太宰治
海香ちゃん、、、
そこには太宰さんがいて、まだ混乱状態のわたしのとりとめのない話を聞いてくれた。
与謝野晶子
妾も、瀕死だったら治せたんだけどねぇ、、、
如月海香
わたしが、悪いんです。ちょっとの希望でも見ちゃったから、、、
泉鏡花
希望を見たらだめなの?
そう言ったのは、鏡花ちゃんだった。
泉鏡花
私は、希望を見たことで救われた。この世界に入ることができた。希望を見るのは、いつも悪い事だらけじゃない
わたしはまた泣いた。いくら泣いても、涙が枯れることはなかった。

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