それは突然だった。
師匠が帰ってきて,床にべっとり残ったままだった血痕だってほぼ消えて,また日常が始まると思った矢先のことだった。
師匠は悲しげに微笑んだ。
それはまるであの時の表情みたいに見えて,私はあの錆びた赤色を思い出してしまう。
でも,師匠を食い止めなくては…吐きそうになる喉を抑えて私は声を投げかける。
違う。こんなこと言うために口を開いたんじゃない。
師匠を傷つけるような言葉なんて発したくなかった。
それなのに罵倒と絶望はとめどなく溢れる。溢れる。止まらない。
すると,暴走しだした頭にそっと冷たい手が置かれた。
期待の目でこちらを見ないで。
私は期待に応えられなかった愚者なのだから。
でも,私は泣き落としや懇願に弱いのだ。しかも師匠となればもう…。
私は密かに溜めていたノートを取り出した。
2年分のノートだ。それらの表紙には,全て「医療ノート」と言う文字が刻まれている。
驚くその顔に向けて私はにんまりと笑う。
そう。師匠も何かしらの疾患を患っていると気付いていたのだ。
そして私の拙い知識と師匠から貰った知識を合わせて特定した。
「治療,始めますか!」
わ〜〜終わらな〜い…きなこもちです。
終わってないのに新作だと??????ふざけるなウパラテ2作目は偏りすぎだ!!
はい。これで皆さんに私の推しカプはわかってもらえたことでしょうよ…😇
それでは,また今度〜!
↑新作です。ウパラテです。
あくまで友情です!恋愛はない!!(たぶん…おそらく…)













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。