男「ここにいる人って皆さん彼氏いないんですか?」
いちか「いないから来てるんですよォ!もうぅ!」
男「すみません!笑」
私いるんですけど。彼氏はいないけど旦那が。
男「俺は深月さんお持ち帰りしようかな」
え、やめて?
助けて裕くんー!
どうせ来ないけど。
終わったー。。
梅原「あなた」
「!?裕くん!?」
いちか「彼氏いたの!?」
「えと、、」
梅原「あなたの旦那です」
男「既婚者!?」
「はい、、」
梅原「帰るぞ。」
「腕もげるって〜」
「あ!お金ここ置いとくから!」
いちか「あ、うん!!」
____
梅原「なぁ」
「ごめんなさい、、」
梅原「知ってて行ったの?」
「違っ、、ほんとに知らなくて、店入ったら急に合コンだって言われて、、」
梅原「信じるね」
そんなに優しくされたら困るじゃん。。
気づいたら涙が出ていた。
梅原「ばーさんが泣くなよ」
「はばあじゃねぇよ!!」
悔しくて胸あたりをグーで叩いた。
でも鍛えているからか全然効かなかったようだ。
「もうそんなことはないようにするから」
梅原「ありがとう」
「やっぱり裕くんが1番イケメンだね!」
梅原「でしょ?」
「うん!」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。