前の話
一覧へ
次の話

第4話

3話 雨の日の奇跡(1)
284
2023/08/11 03:39 更新
あなたside
私が帰ってる途中の事。
私は頭がくらくらして道端にしゃがみ混んでしまった。
上を見ると雨がポタポタと落ちてくるのがわかる。
私は昔から体が弱くてこういう事はよくある。
なんて考えていても一向に立ち上がれない。
そんな私を無視して雨はどんどん強くなっていく。
私はしゃがみながら俯いている。
その時。
雨が当たらなくなったんだ。
でも相変わらず周りは雨が降っている。
不思議になって上を見上げると
あの髙橋君がいたんだ。
髙橋優斗
なにしてんの?
霞上あなた
あ、、えっと〜。
髙橋優斗
だから、なにしてんの?
髙橋優斗
もしかして、立てないの?
霞上あなた
う、うん…
髙橋優斗
…ん。
そう言って髙橋君は私に手を差し出した。
『あれ…?髙橋君って女子嫌いなんじゃなかったっけ?』
髙橋優斗
早く。
そう言われたので私は咄嗟に差し出されたその手をつかむ。
霞上あなた
ありがとう…。
髙橋優斗
家どこ?
そう聞かれた私はあわてて「向こうだよ?」と自分の家の方向を指さす。
髙橋優斗
…行こ。

プリ小説オーディオドラマ