第12話

気づくまでの時間。
521
2019/06/29 00:45 更新
ポッキー
あっあぁあっ。
マスクをつけ直したぽきさんが、目をキョロキョロさせている。
ぽきさんは必死に何かを言いたそうにしている。
ぽきさんは顔をおさえて恥ずかしそうにこう言った。
ポッキー
ご、ごめん。あなたのコップで飲んじゃったみたい。
なんだ、そんなことか。
ん?ん?ん?
あなた
私の?コップで?
ポッキー
飲んだ…
まずいことをしてしまったことに気づいた。
それって、それって。
かかかかっかかっか。
間接キス…!?
ってやつ…?!
思わず言葉を失う。
顔がどんどん熱くなっていくのがわかる。
ポッキー
ごっごめん。
あなた
だっだい、大丈夫です。
さっきまでのタメ口は何処へ消えたのか。
無意識に敬語に戻る。
本当は本当は。全然、大丈夫じゃない…
ただただ沈黙が流れる。
ほぼ初対面の人と間接キス…。
ポッキー
くっ…あはっ、あははっ!
あなた
!?
ななな、なんで!?笑ってられるの!?
あなた
なっ、、、
ポッキー
だって、あなた顔真っ赤〜!笑
りんごみたいだよ!!!?
あなた
だって…そのっ
少し涙目のぽきさんはコクンと首を傾げた。
あなた
かかっかかっかか、間接キス…
ポッキー
!?
私の吐いた言葉で、ぽきさんはようやく気づいたようだった。
まさかの気づいてなかった系…
ぽきさんの顔が赤く染まっていく。
そんなぽきさんをみてると何だか、可愛く思えてきて…
あなた
ふふっ。
ぽきさんも真っ赤〜!笑笑
こうでもしないと、全部持ってかれる。
ポッキー
2人して、変だね 笑
あなた
そう…だね 笑
この出来事のお陰かはわからないけど、急激にぽきさんと仲良くなれた気がした。

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