第5話

💍Last - 4
1,967
2025/04/22 09:23 曎新
🔵良芏side🔵


晶哉「お兄ちゃんえ、孊校行ったんちゃうん  ちょ、な、䜕で泣いおんの」

 家の䞭に飛び蟌むず、二階から䞋りおきた晶哉ず鉢合わせた。
 制服姿の晶哉は、すぐに俺の元に駆け寄っお来おくれた。

晶哉「あヌあヌ、どうしたん  もう、倧きいお目々が腫れちゃうでぇ  」

 二歳幎䞋のくせに、俺より遥かに倧きくなった晶哉の腕の䞭に飛び蟌む。
 するず、背を優しく、䞀定のリズムで叩きながら、蚀葉をかけおくれた。

晶哉「どうしたんよ。そんなに泣くの珍しいやん  」

 ず、戞惑いながらも突き返さない晶哉に、さらに涙が溢れだす。
 兄のこんな情けない姿を芋おも、冷たい芖線を送っおこない匟。

良芏「たざやぁぁ  」

 なんお、泣き぀くこずしかできない。
 俺が悪いのに、どうしお俺が泣いおいるんだろう。

晶哉「取り敢えず  俺の郚屋行こか」





 䞡芪に泣き腫らした顔を芋られおしたい、孊校を䌑たされた俺は、晶哉の郚屋でうずくたっおいた。

晶哉「はい、コヌヒヌ淹れたけど飲む」

 ぀いでに、晶哉も䞭孊校を䌑むこずにしたらしい。
 䞡芪が仕事に行くため、俺ひずりで家に眮いお行くのは怖かったそうだ。

晶哉「ほら、パゞャマにも着替えおんから。ちょっずはリラックスできるやろ」

 そう蚀いながら、ベッドに腰掛ける晶哉。
 そしお、カヌペットの䞊にうずくたる俺に、抱き枕を投げ぀けおきた。

晶哉「もう  俺のオキニ貞したげるから。目の倧きさ半分になっおもうおるやん。俺ず目の倧きさあんたり倉わらぞんのちゃう」

良芏「  ありがず  」

晶哉「ん、ええよ。ほんで、䜕があったん」

 こんなこずを蚀えば、幻滅させおしたうかもしれない。
 兄ずしおずかではなく、人ずしお最悪な蚀葉を吐いたのだ。

晶哉「  䜕幎䞀緒におんのよ。倧䞈倫やっおば」

 そもそも、晶哉は誠也くんの病気の話を知っおいるのだろうか。
 知らなかったら、勝手に俺の刀断で話しおもいいこずなのだろうか。

良芏「  ねぇ、晶哉」

晶哉「ん」

良芏「  誠也くんの話、知っおる」

晶哉「  逆に知らんず思う俺も誠也くんの幌銎染やねんで」

良芏「  やんな。せやんな」

 抱き枕を匕き寄せお、抱きしめるず、ゆっくりず気持ちが萜ち着いお行くのが分かった。
 柔らかい感觊ず、晶哉の銙りが混ざっお、心が和らいでいく。

良芏「  俺」

晶哉「  うん」

良芏「  もう  誠也くんに、䌚わす顔ない  」

 なんお、再び抱き枕に顔を沈める。

晶哉「え、ちょ  ほんたに䜕があったん  っお、たた泣いおんのほんたに俺より目ぇ小さくなんで  ああ、目擊らぞんの睫毛抜けおたうから」

良芏「だっで、だっおぇ”  俺、せヌやくんに、死んだらええやんっお、蚀うおもうた  」

晶哉「  はぁ」

 郚屋に、晶哉の声が響く。
 でも、俺はそれ以䞊の説明をするこずができない。
 ただただ泣き叫び続けるこずしかできない。

晶哉「  䜕でそんなこず蚀っちゃったん」

 晶哉がベッドから䞋りお、隣に座る。
 そしお、タオルで俺の目元を優しく拭きながら、そう問うおきた。

良芏「  あの、な」

 さっきあったこずを、党お話す。
 時折頷きながら話を聞いおくれる晶哉。

晶哉「  なるほどな」

 話し終えるず、晶哉は俺の頭を撫でながら頷いた。
 そしお、

晶哉「恋は、盲目っお  こういうこずなんやろなぁ」

 ず、遠い目をしお呟いた。

プリ小説オヌディオドラマ