あれから時間が経ち、昼休み終わりに差し掛かった頃
まぁ、タイプかー、優しい人とか?
そんなことをぐるぐると考えていると、急に誰かに抱きしめられた。
誰かと思い体を反らすと威嚇しているゾムが見えた
ひ、ひぇー…、私を置いていかないでくれー
ゾムは、笑顔を見せるが、目が笑っていない
暫くは、男の子と喋れなさそうです…
ゾムが何か言い掛けていたが、誰かの声で遮られる
コネシマさんの声と理解した頃には、ゾムが小さくなり、隠れていた
やがて、コネシマさんの声が近づいてきた
あれ、でも、ゾムって会議サボるような性格じゃなかった筈だけど、
コネシマさんがトントンさんの名前を呼ぶと、瞬間移動したような速さで
トントンさんが来た
トントンが時間を確認する素振りを見せるので、
教室の時計を見てみると、確かに残り10分も無い
そう言いながらトントンさんは此方を見る
咄嗟の事でトントンさんと目が合い私は顔を背ける
すると、コネシマさんとゾムが驚いたように顔を見合わせ
トントンさんに質問攻めをしていた
いやぁ〜、空が綺麗だなぁ〜(現実逃避)












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。