その教師の掛け声と共に
四限の終わりを告げるチャイムがなり ,
軽く背伸びをする 。
まともに聞いていないとはいえ
椅子に長時間座っていると
腰が痛くて仕方ない
弁当を自分で作れる程
自炊をしている訳でもなく ……
日々学校の購買に助けられている
ー ー ー ー ─ ー ー ー ー ー
食堂に着くと , 真っ先に売り場へ向かう
売り場のおばあちゃんに注文をすると ,
ものの数分でカレーが出てくる
ここのカレーは早いし美味いしで
毎週食べているからか ,
認知されつつある 。
早い方だったのか , まだ食堂はスカスカで
特に席に拘りも無いため
端っこの席に腰を降ろす 。
スプーンを手に取り
一口頬張る 。
うむ , 相変わらずの美味しさだ
なんて考えながら , 二口目に突入していると
扉の方で歓声が起こる 。
いつもは中庭とかで食べてるのに
そう言葉を零し , また一口頬張る
例えプリンスであろうと
このカレーの前では食を止めるに値しない
そうして , 無心でカレーを食べていたからか
歓声が自分の方に近づいてることに
気が付きはしなかった 。
まさか俺に話し掛けてくるなんて
思いもよらず , 軽くむせる
席は埋まっているとはいえ
まだ空きは多くある
それなのにどうしてこんな端に … ??
若干 , 言いずらそうに視線を逸らしながら
悪戯すると面白いとか … という
ボソッと呟いた言葉を俺は聞き逃さなかった
あいつ … よくも ……
飛び出しそうになる
右拳を理性で押さえ付ける 。
俺の知らないところで
俺の印象が操作されているなんて
たまったもんじゃない
そろそろ悪戯へのやり返しを検討しなければ …
そうして , 顔の良さに見惚れていると
プリンスは先程買ったのであろう
パンの袋を開け , もしゃもしゃと食べ出す 。
その様子をみて ,
俺も食事を再開する
プリンスと言われているだけあって
性格もいいんだなぁ …… と
性格の良さをしみじみ実感する
…… というか , 今更ながら
何故 俺はプリンスと
会話をしているのだろうか ??
生まれてこの方 , 一度も話したことが
無かったというのに
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リアル多忙な為 , 投稿頻度激落ちします 🙏🏻
短編です ぜひ 👇🏻👇🏻👇🏻👇🏻













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!