グレイ
僕人探ししてたんだった
皆
え?
グレイ
どーしよ、絶対に怒ってるよねぇ
ポンッ
グレイ
ごめん、僕行かなきゃ
インテル
その姿は
グレイ
これが僕の本当の姿!
グレイ
悪いけど僕行かなきゃ駄目で
バンッ
皆
?!
グレイ
あ!
クローツ
よいしょっと、うわわっ
ドサッ
クローツ
いてて、さすがに窓からは不味かったかな~
インテル
誰d
グレイ
クローツ!
皆
え?/は?
クローツ
あ!グレイ!やっと見つけた!
クローツ
陛下の部屋からグレイの気配がすると思ったら、本当にいた!
クローツ
でも何でこんなところに?
グレイ
実はかくかくしかじかで
クローツ
そっか、でも無事でよかった!
皆
(今のでわかったの?!)
グレイ
クローツこそ、大丈夫だった?
グレイ
「サリエル」発動しなかった?
クローツ
しないよ~、制御できるし、グレイは俺に対して心配性すぎるよ
グレイ
心配してるのはクローツじゃなくてサリエルを使われた相手だよ
クローツ
ひど?!
グレイ
能力使うなら「ヒュプノス」の方にしときなよ
クローツ
わかってるよ
陛下
,,,,,,,,君はいったい
クローツ
あ!すみません、これ不法侵入ですよね
陛下
グレイくんの知り合いだろう?かまわないよ、名前を教えてくれるかい?
クローツ
俺はクローツ、言っとくけど人間じゃないからな?
インテル
人間ではないだと?では君も黒妖精なのか?
クローツ
違う違う、黒妖精とは全然関係ない種族だよ
クローツ
俺は「サリエルとヒュプノス」の混血児なんだ
ヒンメル
サリエルとヒュプノス、聴いたことがありませんね
ノア
どんな種族なの?
クローツ
ヒュプノスは眠りの神様だ
エマ
神様?!
月渡り
すげぇ/すごい
クローツ
そんでサリエルが,,,,,,,,
クローツ
,,,,,,,,
ランヌ
どうかしましたか?
グレイ
,,,,,,,,,,,,,,,,
グレイ
秘密だよ!
クローツ
!
グレイ
サリエルは特別だから、君達が僕らから信用と信頼を勝ち取ったら教えてあげる
陛下
わかった、グレイくんは何の混血児なんだい?言えるだけでいいから教えてくれるかい?
グレイ
ん~、いいよ
グレイ
黒妖精、吸血鬼、ゾンビ、カンナカムイ、雪女、ユニコーン、ペガサス、鬼、猫又、狼男、火車、麒麟、マンティコア、ジャックオランタン、ガシャドクロ、ヴァルキリー、リヴァイアサン、天狗、烏天狗、ケルベロス、エルフ、ドワーフ、スライム、ドラゴン、バフォメット、獏、ボティス、バアル、アヌビス、インキュバス、ゴブリン、ドライアド、イフリート、九尾、オロチ、ウリエr
皆
ストップ!/待って!/待て
グレイ
どうしたの?
エヴァン
どうしたの?ではない!長いわ!
グレイ
えぇ~、教えてって言ったの君達じゃん
ルージュ
そんなにあるとは思わないでしょ
グレイ
でも僕自分でも把握しきってないって言ったよ
ノア
それはそうだけど
グランフレア
そう言えば!グレイとクローツはどんな関係なんだ?
クローツ
関係?
クロウ
なんかあるだろ?友達とかご近所さんとか
イツキ
私達月渡りは家族だな
クローツ
どんな関係って言われても
グレイ
まぁ強いて言うなら
グレイ&クローツ
兄弟、みたいな?
ランヌ
兄弟ですか?
グレイ
生まれは違うけど、同じ所で育って
クローツ
同じような生活をして
グレイ&クローツ
兎に角ずっーーと一緒に過ごした兄弟!
グレイ
僕ら親がいないから
クローツ
名前もお互いで付け合ったんだよな!
ヒンメル
そうなんですか、名前の由来等はあるのでしょうか
グレイ&クローツ
ない!
インテル
ないのか
グレイ&クローツ
うん!なんとなくこれだ!って浮かんだものを付け合った感じ!
ナヴィ
へ~
クローツ
そう言やさ、何で黒妖精とエデンを追ってるんだ?
エマ
実は
グレイ
へぇ~、エデンからの手紙
クローツ
黒妖精をたどれ、か
グレイ&クローツ
成る程、わからん!
エヴァン
わからんならわからんでいいだろう!いちいち騒がしいな!
陛下
兎にも角にも、我々は黒妖精を追っている、君達に協力してほしいんだ
グレイ&クローツ
そんなの、答えは一つしかないじゃん
グレイ
嫌だ
クローツ
いいよ
グレイ&クローツ
は?!/え?!
皆
,,,,,,,,
クローツ
困ってるんだぞ?協力してあげないのか?
グレイ
だって人間だよ?あの人間!嫌に決まってるじゃん!
皆
,,,,,,,,
クローツ
でもさ、そんな人間を助けるのが俺たち「カレコレ屋」だろ?
グレイ
ッ,,,,,そうだけど
皆
(カレコレ屋?)
クローツ
昔だってそうだろ?別に人間が好きだった訳じゃない、それに、傷なら昔も深かっただろ?それでも人助けをしてた
グレイ
それはッ「あの3人」がやってたからで
クローツ
あの3人だって人間が好きでカレコレ屋をやってた訳じゃないだろ?自分達の目的のために、情報を集める為にやってたんだ、俺達はそれを手伝ってただけだろ?
クローツ
カレコレ屋の手伝いをして、俺達に何か得があったか?なかっただろ?
グレイ
うん
クローツ
昔に戻るだけだ、どうせする事もない、長い時間の暇潰しだと思って手伝ってやろう?
グレイ
ッ~
グレイ
わかったよ!わかった!手伝えばいいんでしょ!
クローツ
グレイならそう言ってくれると思ってた!
クロウ
ありがとな!2人とも
グレイ
クローツに感謝してね!クローツがいなかったら協力なんて絶対にしてやらなかったんだから!
グランフレア
あぁ、クローツもグレイもありがとう
グレイ
はぁー、何でナナシにすら勝てないような弱い奴らに協力しなくちゃいけないんだよ
クローツ
まぁまぁ
ルージュ
ナナシにすらって、君達は彼に勝てるの?
グレイ
当たり前でしょ?ナナシ弱いもん
皆
ナナシが、弱い?!
クローツ
おいおいグレイ、お前が異常に強いだけだって
グレイ
そう言うクローツだって負けたことないくせに
クローツ
おう、ナナシは弱いからな
皆
,,,,,,,,,,,,,,,,
まぁ色々あったけど、僕らは協力関係に収まった、そして、この話し合いから数週間がたった
エイニー
切りますっありがとうございました
エイニー
それでは!おつエイー
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第6話 対照的な噂の二人
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!