第38話

38…
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2020/10/07 19:03
あなたside




照「じゃ〜レッスン室戻ろうか!」


パチンと手を叩いて言う照
その照の言葉で皆レッスン室に戻っていく


さっきのふっかが少し気になって
レッスン室に戻り


『…ふっか?…』


顔色を伺いながらふっかの元に行くと


深「ん?」


優しく私を見るふっか


『…ふっか…怒った?』


ふっかの袖を少し掴んで言うと


深「怒ってないよ」


そう言って私の頭を撫でる


『…怒ってないならいいんだけど…』


そんな話をしていると


照「一通り確認するから太鼓直してください!」


照が皆にそう言って
皆 太鼓を片付けて行く


深「ほら!あなたも太鼓片付けな!」


『うん!』


私は自分の太鼓の位置に行き
太鼓を片付けようとすると


大「重いんで僕が運びますよ!」


とびっきりの笑顔で私に言う大橋くん


『え?いいよぉ!』

私も大橋くんに笑って返すと


大「自主練手伝ってくれたんで僕が片付けます!」


そう言って私の太鼓を片付けてくれる


『ごめんね?ありがとう!』


私がそう言うと


大「はい!」


そう言ってニコーと笑う
大橋くんの片付けている姿を見ていると


照「Snow Manは立ち位置確認するから集まって!」


そう言われ私たちは
紙を真ん中に小さく円になり集まる


照「1番最初の出てくる所だけど…」


照は皆が分かりやすいように
紙を指でなぞって位置を示す


照「左側の階段は舘さん、ふっか、康二、佐久間」

照「真ん中の階段は俺、ラウール、渡辺」

照「右側の階段はあべちゃん、目黒、あなた」


照「横一列になって階段を上がり出ていくって感じ分かった?」


そう言って照は皆を見る


翔「階段と階段の間隔は結構空いてるの?」


照「いや、そこまで空いてない!皆でアイコンタクトを取れる間隔になってるからアイコンタクトを取りながら全員で上がろう」


そう言うと皆一斉に頷く


そこからダンスの曲順や
ステージ移動の順番
衣装の変えるタイミングなどを
決めて1日が終わった



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