生世のあとは死世　だね　。

｢お兄ちゃんなんだから｣ ｢座長なんだから｣ ｢しっかり者のいい子なんだから｣ この肩書きを消し去ってしまいたい。 仮面を外してしまいたい こんな不気味な笑顔なんて 俺には似合わないが オレにはぴったりな残酷さ。 ワンダショの仲間も、後輩達も、知り合いも、咲希も…… 大切な人だから裏なんて見せられない みせたとしてもこわれてしまいたくない "俺"はいい子。 こんな暗然な心を受け入れてくれる人は……たった、1人…… ｢優等生なんだから｣ ｢君は会長なんだから｣ みんな表の仮面に騙されて ホントの私なんて知らないんだから ワタシって、なんだろーなぁ 友達も先輩も後輩も 私の人懐っこさに騙されてるなー、可哀想 ねぇ、こんなのいらないよ。 ただ痛むだけの皮肉なこころ。 苦しくなるだけの体 きみならぜんぶ、受け入れて……くれるかな (ホラー×恋愛)

「○○ちゃんっ、今日これ手伝って貰えないかな？」 「お願いっ勉強教えてください○○様ーー！」 「あははww必死だなぁ、もちろんいいよ、一緒にやろ！」 あぁ、疲れるよ、もう嫌だ キャラ作りなんて、偽りなんて ただの"仮面"なんだよ…？ みんなといるのは楽しい、みんなのことは大好き だけど、ホントの私はもっと違うんだよ… 「…大丈夫だ、どんなお前であっても俺はずっとそばにいる。辛かったらいつでも来い」 「うん…」 君の前だけは、本音が言える 一人暮らしなんて孤独だけど、隠している自分はもっと、"孤独"だ＿＿＿