第5話

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2023/02/07 03:43
side JK



「急に"大好きです"は情熱的過ぎて」(大ウケ)

「べつに誰のことかは言ってないですし。」

「どう見てもあなたくんにって分かるよ」

「逆に誰を想像すんだよ」




大爆笑のテヒョンイヒョンを横に
マネヒョンが信じらんねえって顔してた
あの日(ツイート事件)以来、約一週間が経過。

にも関わらず、
あなたくん側のアクションは当然のように無い。




「あれ、でも今日の収録って……」

「そうだゲストにあなたくんもいたね」

「ひょん……!」

「おー、行けいけ。」




隣にいたユンギヒョンを見たら
くく、と笑って許してくれた。

楽屋から出てあなたくんの名前を探し
ようやく別階で見つけたそこ。
ノックをする瞬間、




『___っ!』

「ご、ごめん」




開いた扉から出てきたあなたくんは
余程びっくりしたのか心臓当たりを抑えてる。

(めちゃくちゃかわいいな)

俺よりも少し低い身長から見上げられ
うるうるとした瞳からは今にも涙が_____




「えっ、え、待って泣かないで、」




そこまで嫌われてるんだろうかと
かなりのショックを受けながら、
こんな状況が人目につくとマズイので
彼の楽屋に入って、袖で優しく涙を拭う。


ぽたぽたと落ちるそれが止むと、
あなたくんは浮かない表情で視線を落とした。
春休み突入しました :)

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