それから、何年か経った。
僕は新世代歌い手グループ『いれいす』にはいった。
最初は、入らないでおこうと思った。
だって、 こんな仕事 をしているんだから。
でも、みんな本気だった。
だから、僕も本気で頑張りたいと思った。
今は、入ってよかったと思ってる。
こんなに信頼できる仲間がいるんだから。
本当によかった。
あの出来事があって、それでもみんなは信じてくれた。
裏切られると思ってた。
嬉しかった。
こんなにも信用されてるんだなって実感できたから。
嗚呼、本当に僕は幸せ者だな。
そう思ったのが、それが続くと思ったのが、いけなかったのかな。
この時の僕は、こんなことになるなんて、想像もしていなかった。
それから数日後、僕はいつものように、会議のためにないこハウスへ向かっていた。
この時、あんな事がなかったら、どれだけよかったか、、、
ないこハウス前
ピンポーン
ガチャッ
どういうことだろ、、
無言のままリビングに着いた。
すると、前と同じような、でも違う、みんなが泣き崩れている光景が広がっていた。
よく見ると、ないちゃんも、泣き跡があった。
こんなものって、なんだろう、、
ないちゃんは、さっき使っていたのであろうパソコンをもって、こちらに見せて来た。
見せられたものには、僕が、
人を殺している姿だった。
みんな、震えている。
ないちゃんも、震えていた。
震えているが、確かにそう聞いて来た。
でも、、僕にも秘密の一つや二つくらいある。
これは、そのうちの一つ。
そう、僕の過去にはまだ記されていないものがあった。
僕は、政府公認の、殺し屋・マフィアである事。
それが、僕の一つの秘密。
どうすればっ、、
ないちゃんが、恐る恐るといった感じで言った。
僕が嫌いな、、聞きたくなかった言葉。
それは、、
殺しを趣味でしているのかという言葉。
これ以上、、ここにいたくなかった。
ダッ、、
僕は走って外に逃げた。
皆を無視して、走り続けた。
あの場所にいたくなかった。
僕が行った先は



















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!