PM 10:42
ガチャッ
私は、自分の部屋の扉を開けて、
まわりをキョロキョロと見回した。
.....誰も、、いないよね??
────よし!
ト..ト..ト..
できるだけ音を立てないように、
慎重に、
そして、早く歩く。
なぜこんなに慎重で、コソコソしてるかって??
それは──────
のあさんを探すため、だ。
同じ頃
私は、体育座りの体制で、
足に顔をうずめながら泣いていた。
....なんで、
なんで!!
のあさんを助けられなかったんだろう....!!
なんで!!
私はのあさんがやってないことは分かってた!!
なのに私は、、!
みんなに裏切られることの方が怖くて、、
幸せがなくなるのが怖くて...!!
...のあさんを、
のあさんを傷つけてしまった──!!
ダッ!
私はいてもたってもいられなくなって、
思わず立ち上がった。
そして、、
ヒュッ!
バリンッ!!
ドカッ!
ドカドカッ!!!
ガンっっドンっ....
また、
やってしまった──
床には、、
無数の瓶の破片が、、
落ちている。
私は最近、
ストレスが過剰にたまってしまっていたみたいで、
なぜか無意識に、
瓶や缶、ガラス物などを
壊すようになっていた。
原因はストレスだが、
なんのストレスなのかは分からない。
だから、
ストレスの理由が見つからない限りは、
私は無意識に、
どんなものでも壊してしまう気がして、
常に部屋に、できるだけ多くのガラス物などを
置いている。
...いつその症状がでてもいいように。
でもこのことは、
まだ誰にも、メンバーにさえも言っていない。
余計な心配をかけたくないと思って。
だから、前、
るなが来た時には、
すごくハラハラしていた。
幸い、ばれずに済んだけどね。
私は、ガラスの破片を片付けようと、
ほうきとちりとりに、手をかけた。
すると──
『ガチャッ』
隣のるなの部屋の扉が、
開いた音がした。
?こんな時間に、
どうしたんだろう.....
トイレかな??
気にしないつもりでいたが、、
なぜか気になって仕方がない。
なんだか、嫌な予感がする。
私は片付けを後にして、
るなを追いかけてみることにした。
数分後
うん!ここまでまだ誰にも見つかってない。
大丈夫!いける!!
のあさん!!今助けに行くからね!!
会議の時、
怖くて仕方がなくて、
思わず、
のあさんを傷つけるような言葉を言ってしまった。
でも本当は!!
のあさんがやってないって、
るなは信じてるんです!!
例えみんな、
のあさんのことを信じてなくても、
るなだけは、
絶対の絶対に!
信じます!!
だから今すぐ、
謝りたい気持ちでいっぱいなんです!!
だから────
私は玄関のドアに、
手をかけた。
するとその瞬間───
振り返るとそこには.....
えとさんがいた。
to be continued...

((いつの間に......!!















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!